いる・こんと・ぺるふぁぼーれ Mercoledi=朝はおしゃべり
朝ごはんの広間には、5人ほどがフロアにいて、お客の世話をしたり、食べ終わったテーブルの片づけをしている。
何もしていないときは、片隅で待機しているのだが、黙ってはいない。
なにしろイタリア語なので、話の内容はわからないけれど、一言ですむ話が5倍にも10倍にもふくれあがっているようだ。
それでも、ちょっとお願いするとすぐ飛んできてくれるのだから、文句を言うことでもないけれど。
今朝は、日本人の団体が入ってきて、広間の奥のテーブルのいくつかを囲んだ。
そのせいなのか、昨日の朝にはなかったスクランブル・エッグのお皿が、中央のテーブルとは別のテーブルの上にあり、フロアのおにいさんから「どうぞ」と勧められた。
日本人団体は、あとから来て先にそそくさと去っていった。
どこかへ行くのだろう。
さて、私たちは、予定の大幅変更である。
フィレンツェに足を踏み入れる前、この日はピサに行くつもりでいた。
ピサまでは鉄道で1時間、午前中に行けば、夕方遅くになる前に帰ってくることができる。
しかし、いざフィレンツェを歩いてみると、とてもとてもピサに行く時間がもったいなくなってしまったのだ。
で、きょう目指すのは、Fiume Arnoの向こう岸である。
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