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2005年7月10日 (日)

いる・こんと・ぺるふぁぼーれ Domenica=Cenacolo Vinciano

目的の場所は、1453年に建てられ、1980年に世界遺産に登録されたChiesa di Santa Maria delle Grazie(サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会)である。
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隣接するドメニコ会の修道院も世界遺産に登録されているが、なにより、あの、レオナルド・ダ・ヴィンチが1495~1497年に食堂の壁に描いた「Cenacolo Vinciano(最後の晩餐)」があることで知られている。
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1999年に、20年にわたった修復作業が終わったが、この修復がなければ、世界的にベストセラーとなった「ダ・ヴィンチ・コード」が生まれることがなかったはずだ。
それゆえに人気沸騰、鑑賞のための長い行列があるはずだったのに、今日は不思議なことに何の行列もない。

修道院に入り、チケットブースでバウチャーを渡し、入場券を受け取る。
待ち時間もなく中に入れてくれるが、まず入場券をチェックし前に進むと、中庭に面したガラス壁の回廊に入る。
左に少し歩いたガラスのドアの前で、十数人が待っている。
やがてガラスのドアが開き、ガラスで囲まれた小部屋に入るが、さらに左にある建物の扉は閉じられたままだ。
数分後、扉が開き、薄暗く高い天井の部屋の中に入る。

ここが、修道院の元食堂で、入って右側に「Cenacolo Vinciano」を見ることができる。
照明が明るいわけではないので、テレビなどで見たほどには鮮明には見えない。
しかし、イエス・キリストを中心に12人の使徒たちが描かれている(例の本では、キリストの左の人物はヨハネではなく、マグダラのマリアだとするが)構図は、はっきり見ることができる。
ヨハネに詰め寄っているペテロの、ナイフを持った不思議な手も見える。
壁画の前には手すりがあるが、手すりまで近寄って間近で見たり、遠くにさがって全体を見たり、おそらく20人に満たない人たちだけのこの空間で、「CenacoloVinciano」をじっくり堪能することができる。
「CenacoloVinciano」の反対側の壁には、ジョバンニ・ドナト・モントルファーノによる「十字架上のキリスト」が描かれている。
鑑賞できる時間は約15分、元食堂にいた人たちは外に出なければならない。
完全入れ替え制である。
1時間につき約100人、1日約1000人、贅沢ではあるが、壁画の保護が最優先なのであろう。
ブックストアで日本語版の解説本を購入、6Eur。
外に出て、Chiesa di Santa Maria delle Grazie前の広場で一休み、日差しが強くなってきている。

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